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ハローミュージック

この1年間。
長かったような、短かったような。
というありきたりの言葉でしか表わせないけれど。
きっと、普通に1年分の長さだったね。
今までよりちょっと多く笑ったり泣いたり、
苦しかったりうれしかったりしただけの。
そしてたくさんやさしくされた。

歌をうたいはじめたことにきっかけはなくて
曲をつくりはじめたことにも、
音楽をやっていることにさえも
わたしにとって特に大きなターニングポイントはなくて

常に、やりたいことをやってきた。
それは、おなかがすいたからご飯を食べる。
ねむたいから眠る。
ひとに会いたいから、街へ出る。
そういう感覚と一緒のことで
だから、たくさんの音楽を聴いてきて追及して
知識も技術も熱意もあるひとたちには
申し訳なく思うこともあります。
まるでミュージシャンみたいな顔をすること。

わたしにとってはひとと中身で触れ合うことなのです。たぶん
曲をつくって歌ってピアノを弾くことが。

話はそれましたが
そんな感じで決めた気がします。
渋谷クアトロワンマンライブ。
やりたいから、やろう。

人気者になりたかったり
はしゃぎたかったり
ちやほやされたいとかだったら
こんな苦しいことなかったけど。

3月に大変なことが起きて
たくさんの命が生活が、消えて崩れて流されて
今も大変なひとたちがたくさんいて
ひとと関わっていくこと。
自分以外の他人と、時間を気持ちを
幸福を、ときにはかなしみをわけあうこと。
あらためてとても考えました。
そういうことが全然わかってなかった今までを
悔んでいないと言ったら嘘になります。
むやみに傷つけてしまったひと、会えなくなってしまったひと。
それでも赦してくれたひとに、何か出来たら。
新しいわたしで笑いかけられたら。

そういう気持ちも、結局わたしは音楽に込めるしか出来ないから
改めて真剣にやらなければなあ、と思う。

今一緒に音楽をしているひとたちが本当に大好きです。
素晴らしいミュージシャンたち。
わたしの音楽を本当に好きでいてくれて
ここにいてくれて、本当にありがとう。
あとはわたしがこたえるだけです。

たくさんのひとに聴いてほしいという気持ちは
どこから来るんだろう?

新しい扉をあける日々。
あと3週間、いくつもの扉を叩くだろう。
満ちた部屋、空っぽの部屋を通り抜け
溢れるほどの感情を抱えて、わたしが向かう先にあるものは
たぶん今の時点でもう決まっているのだと思う。

ハローミュージック。
手を差し出すから、握り返してね。

オガワマユ

オガワマユ


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